偏食な息子でも食べることが楽しくなる空間
今日は息子がかねてから楽しみにしていたコストコへ行ってきた!
一日の流れを写真と一言メモでまとめたものを息子に渡して
「まずは車に乗って、コストコへ行って、ココイチでカレーを食べて、お家に帰ってこよう!」
急いで作ったスケジュールのメモを何度も読み返して満足げな息子。うんうん、成功ではないか。
実は・・・サプライズが好きな私は、おでかけするときは息子にギリギリまで行く先を教えないことが多かったのだが、先日、療育コンサルタントの先生から
「不安を煽るだけなのでそれはやってはいけないことです」
とのご指摘を受けて改善してみたのだ。
車の中でも終始リラックスした状態でコストコへ突入!ごきげん。
土曜日ということもあってたくさんの人で賑わう店内。6歳になる息子も基本はカートに乗っての移動;;(そろそろ窮屈になってきたかな)
もともと偏食の息子は食べれるものが少ないのだが、最近は何かとチャレンジする気持ちが芽生えたらしく、少しずつ食べ物に興味を示すようになってきた。
一番驚いているのは、店内至る所で披露される「試食コーナー」我が家では基本的にスーパーなどの試食には手を出さなかったのだけど、なんと息子が食べてみたいと手を伸ばすようになったのだ。
あまりの嬉しさに周囲の目も気にせず並びまくる一家の大黒柱。嬉しくて嬉しくて爪楊枝をさす指にも力が入る。
息子のお気に入りはウィンナー。今日はアルトバイエルンぷりぷりだ。
ここはまだ焼き上がっていなかったので「少しグルグル周ってから戻ってこようか」と言うと・・・
「離れちゃだめだよ。ちゃんと待ってなきゃ」
そ、そこまでしても食べたいのか。これはガチなやつだ。こうなったら動くのは禁物。15分ぐらい待っただろうか。
試食コーナーのお姉さんの合図と同時に爪楊枝でプスップスップスッ3人分をゲット。
アツアツなウィンナーをハフハフしながら食べる息子の目は、ホットプレートに並ぶウィンナーに向けられていた。
「おかわりが食べたい」
むむむ、なかなかそれは大の大人ができる業ではないぞ。しかし息子が嬉しそうに食べてくれるなら・・・
意を決した私は、右手にアルトバイエルン2袋セットを手に「買いますアピール」をしながらおかわりをゲットしたのだ。
こんな些細な出来事も我が家にとっては結構なニュースで、今までできていなかったことが、気が付いた時にはできていたというサプライズを息子からもらっている。
帰りはココイチでカレーを食べて帰るスケジュールだったものの、渋滞中にチラ見した回転寿司を指さし
「回転寿司でいい!」
と息子。意外と臨機応変なところもあるのかなと。